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組紐・組物学会事務局

京都工芸繊維大学大学院 
先端ファイブロ科学専攻
大谷研究室内
〒606-8585
京都市左京区松ヶ崎御所海道町
Tel/Fax: (075)724-7905 
E-mail: miyakoinoda1@gmail.com
http://www.kumihimo-society.org
ご入会、ワークショップ、組紐検定のお申し込みはこちらにお願いします。

 

申込みフォーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年度検定試験(京都) 過去の検定試験結果

組紐・組物検定は、組物を社会に広め、組物技術の向上と発展、技術指導者の育成を目的として、組紐・組物学会にて2010年度より設けられた検定試験です。性別・年齢・学歴等の制限はなく、またどの級からも受験することができます。
2023年度は全級の試験を行い、各級とも筆記試験と実技試験が行われます。また作品の提出があります。 なお、組紐•組物学会での「匠」認定はなくなり、廣澤徳三郎先生が直接「匠」認定をしてくださることになりました。詳細は事務局までお問い合わせください。

■日時(予定)
受験申込締切日:11月20日
お申込は左下の「申込フォーム」からお願いします。
試験日: 12月2日(土)9:00〜16:00 筆記試験と実技試験
詳細はお申し込みいただいた方に直接連絡致します。

■会場(予定)
京都工芸繊維大学(1級の無地試験以外すべて)
伊賀の廣澤工房(1級の無地試験を研修時に)
ただし、研修会を受けない方は、1級の無地試験を京都工芸繊維大学でも受けられます。

■ 受験料 8000円(絹糸の材料費を含む)銀行振込または当日の現金払いも受け付けます。
■ 受験料振込先 みずほ銀行出町支店 普通 1146170 組紐・組物学会
■ お申込は下記までお願いします。
 606-8585 京都市左京区松ヶ崎御所海道町
 京都工芸繊維大学 先端ファイブロ科学専攻 大谷研究室内 組紐・組物学会 検定試験係 <miyakoinoda1@gmail.com>

技術 検定基準 実技試験内容
1

高台2枚物、唐組台など

(注1)

組物について高度な専門的技能と知識を持ち、指導する実力があるか。
受験する方は以下の作品を実技試験の日にご持参下さい。高台2枚物作品(2年以内に制作したものが望ましい)2本以上 (注2)
1級から受験する方は、高台1枚もの2本以上と綾竹台作品も2本以上提出して下さい。(注2)
柄についてはデザイン、配置、綾書作成を評価します。

丸台:ゆるぎ24玉(冠組)を約30 cm を組む。所要時間 60分。
高台:60玉 高麗組昼夜無地を4寸 自作柄1点(2寸程度の柄)を組む。
高台所要時間:無地60分 自作柄90分(研修会に参加していない方は合計で180分)。柄と綾書は自宅で制作のこと。
2 高台1枚物、2枚物など

組物について専門的技能と知識を持ち、指導者の補佐ができるか。
受験する方は以下の作品を実技試験の日にご持参下さい。高台1枚物作品(2年以内に制作したものが望ましい)2 本以上。
2級から受験する方は、綾竹台作品も(2 年以内に制作したものが望ましい)2本以上提出して下さい。(注2)

丸台:24玉の組紐を、10cmずつ3種類組む。内1種類は指定。所要時間 約60分。
高台:50玉、耳付高麗組3寸(9 cm)の後、綾高来・御園・貝の口・内記から2点。所要時間90分。
3 綾竹台初級、丸台など

組物について専門的技能と知識を持ち、丸台で創作組紐を作るなど、応用能力があるか。
綾竹台作品(2年以内に制作したものが望ましい)2本以上を実技試験の日に提出。(注2)

丸台:自作の創作組紐を、1種類組む。所要時間60分。
綾竹台:2種類指定を10cmずつ組む。所要時間60分。
4 丸台16玉、24玉 組物について専門的技能と知識があるか。 丸台: 16玉の組紐を3種類図解の上、20cmずつ組む。所要時間 90分。
5 丸台と角台の8玉、16玉 組物の基礎的な技能と知識があるか。 丸台: 8玉の組紐を3種類、30cmずつ組む。所要時間 90分。

(注1) 1級合格者は、組紐指導者として活躍できるよう、個別の作品展の開催、「組紐・組物学会認定講師」の名刺(学会ロゴ入り)の制作などを学会が支援します。
(注2) 提出作品をこれから組まれる方は房を付けない組みっぱなしで提出して下さい。

■合否判定基準
筆記試験は獲得点数により判定します。昨年度の合格ラインは5級が75点、4級、3級、2級が80点、1級は85点でした。
実技試験は試験会場で組まれた作品をもとに審査員が判定します。間違いの有無、時間内に所定の長さに組まれているか、動作と出来映えの3つの観点からA, B, Cの3段階評価とし、A, Bが合格となります。
なお、今年不合格になった科目は、翌年にその不合格科目のみを受験して合格すれば、その級に合格することが出来ます。